白内障レンズ

白内障手術後の見え方は、眼内レンズの種類が重要です!

眼内レンズには多種多様なものがあり、自分の生活に適したレンズを自由にご自身で選ぶことができます。

眼内レンズの比較

単焦点眼内レンズ 多焦点眼内レンズ
術後の見え方 「遠く」か「近く」の
どちらか一方だけがよく見える
「遠く」と「近く」の
両方が、見える
メガネ 必要 ほとんど不要
手術費用(片眼、レンズ代込) 健康保険1割負担:
1.5万円
健康保険2割負担:
3万円
健康保険3割負担:
4.5万円
30万円(税込)~70万円(税込)
メガネ装用状況

術後1年、近用メガネあるいは遠近両用メガネを必要とした症例の割合。


Source:ビッセン宮島弘子、林研、平容子:アクリソフ Apodized 回折型多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズ挿入成績の比較、あたらしい眼科 24(8):1099-1103、2007

あなたに適しているのは単焦点?多焦点?

眼内レンズを選ぶ際の参考になる、セルフチェックリストをご用意しました。

単焦点眼内レンズが適している方
  • メガネをかけることに不都合を感じない
  • 夜に車の運転をすることが多い
  • 手元の細かい作業をすることが多い
  • 糖尿病などの他の目の病気を併発

多焦点眼内レンズが適している方
  • なるべくメガネはかけたくない
  • 遠近両用のコンタクトレンズを使用していたことがある
  • 夜間に車の運転はあまりしない
  • 白内障以外に目の病気はない
  • 裸眼でゴルフやダイビングなどのスポーツを楽しみたい

眼内レンズの種類

単焦点眼内レンズ
  • ピントが合う距離:1点
  • メガネが必要

単焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ
  • ピントが合う距離:2点以上
  • メガネがほぼ不要になる
  • 乱視も矯正可能

多焦点眼内レンズ

アドオン・レンズ
  • 単焦点眼内レンズで白内障手術を受けられたものの、遠・近の見え方や、乱視のために、日常生活で術後視力に問題が残っている方へメガネなしで裸眼視力を改善したい、あるいはメガネなしで「遠く」も「近く」も見えるようになりたいとお感じの方への治療

アドオン・レンズ

おぐりクリニックのレンズ選び

白内障手術は、「明るくなった」という時代から「よく見えるようになった」「メガネも要らなくなった」という時代になりました。
近視で悩んでいた方も、白内障術後は近視も治せるためレンズの選択によって、特別な病気を起こさない限り若い時よりも快適な裸眼視力を一生維持できます。車の運転免許証の「眼鏡」の制限も外してもらえます。
昨今は、人生をアクティブに楽しんでいらっしゃるシニアの方も増えており、手術後の見え方に対しても多様なニーズが生まれています。
またアトピーなどのアレルギー体質の増加で若くして白内障となり、悩んでいらっしゃる方も増えてきました。
このような方では術後のアフターケアが大事ですし、アレルギー科でアトピーの根治治療もお手伝いさせて頂きます。おぐり近視眼科グループでは、患者様一人ひとりのニーズとご希望をしっかりお聞きして、その方にとっての最適・最良の眼内レンズをお選びいただくよう心がけています。

白内障手術は、レンズの選択と度数設定が重要!

白内障手術は、現在日本で年間100万件以上行われています。日帰りで安全に受けられるようになり、すっかり「身近」で「手軽」なものになりました。
ただ、あまり知られていないことですが、眼内レンズの選択と度数設定(どこにピントを合わせるか)は、術後の見え方、ひいてはのちの生活を大きく左右することになります。
よく考えずに「先生におまかせします……」と、すべてまかせてしまいがちですが、一人一人生活習慣は異なります。ご自分にとって何が日常で重要か、最適なレンズの選択と度数設定は「自分の生活に合ったもの」であって欲しいと思います。
そのためには、高性能な眼内レンズを豊富に取り揃えるだけではなく、十分にお話を伺ったうえで、患者様のライフスタイルに最適なレンズの種類と度数選択をご提案し、選択頂きたいと考えています。

一人一人のライフスタイルに合った最高の満足を!

眼内レンズは、一度、挿入したら人間の寿命以上に劣化しないとされています。 既に長い歴史で、信頼の高い人工臓器です。
いくら高性能な人工臓器が出来ていても、術後に次のような声を聞かれたことはありませんか?

  • 「お友達はメガネがいらなくなったと聞いたから手術を受けたのに、私はメガネが手放せない。」
  • 「若い頃に近視ではなかったと伝えただけで、ピントを遠くに合わされた。仕事で一日中パソコンを使っていて、読書が趣味なので、目が疲れてとても不自由している」
  • 「手術前にあまり説明がなかったので、レンズの重要性が分からず、今の状態を予測することができなかった。出来れば手術をやり直してほしい。」

もし、白内障術後にこのようなお悩みをお持ちでしたら当院にご相談ください。ご希望を叶える方法をご提案できます。
また、これから手術を考えている方は、手術前に医師と十分に相談してから手術を受けることをお勧めします。

当グループで術後喜んでいただけるのはなぜか!
  1. 選べるレンズの種類が豊富
  2. レンズの度数選択の精度が高い
  3. 同じ手術費用で、より高性能な単焦点レンズを!
  4. 患者様のご要望、ライフスタイルを、十分にお聞きします
選べるレンズの種類が豊富
患者様の「満足度」を最優先に考えるおぐり近視眼科なら、豊富に取りそろえた高性能なレンズの中からお選びいただくことができます。
レンズの度数選択の精度が高い
最高精度の検査機器を用いて術前検査を行うことで、目の状態を正確に把握し、適切なレンズの度数選択をすることができます。オプチカルエクスプレスグループとの提携で世界的に検査値のデータが豊富です。
難しいとされるレーシック経験者の方の度数選択も、安心して、おまかせいただけます。
同じ手術費用で、より高性能な単焦点レンズを!
どの病院で手術を受けても、同じようなレンズで、同じような結果が得られると勘違いされがちですが、実際には、病院によって選択できるレンズの種類や性能は異なるのです。
おぐり近視眼科では、色合いがより自然に近い着色眼内レンズ、夜の見え方の質が高いとされる非球面眼内レンズなど、高性能で進化した単焦点眼内レンズを提供しています。
乱視の強い方には乱視矯正手術も対応可能です。
患者様のご要望、ライフスタイルを、十分にお聞きします
それぞれの眼内レンズのメリット・デメリットを、患者様にきちんとご理解いただいけるよう、丁寧な説明を行っています。
また、お仕事、趣味、車の運転の機会など、患者様一人ひとりの暮らしぶりを細やかにおうかがいしたうえで、患者様のライフスタイルに最適なレンズはどれなのか、どこにピントを合わせるとより快適にお過ごしいただけるのかをアドバイスさせていただきます。
それでも術後に患者様の希望と相違が出た場合でも、追加対応のオプションを豊富に用意しています。

多焦点と単焦点の比較

多焦点眼内レンズ

「遠く」も「近く」も見える

  • ピントが「遠く」と「近く」の2ヶ所に合うので、メガネが必要となる場面を減らすことができます。
  • 多焦点眼内レンズを挿入した9割以上の方が、メガネなしで生活をされています。
  • 人によっては、夜に光が散乱して見えるハローやグレアを感じることがあります。
単焦点眼内レンズ
「遠く」が見えるようにした場合

「近く」が見えるようにした場合

ピントが合う距離が1ヶ所なので、ピントを遠くか近くのどこに合わせるかを選ばなければなりません。
選択した距離以外にはピントが合わないため、メガネが必要になります。

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