白内障手術の流れ

手術前の検査

白内障の手術を受ける前には、手術が問題なく行えるかを調べ、目に合う眼内レンズを選ぶために、さまざまな検査を行います。
手術前に医師と相談して、自分のライフスタイルに合った眼内レンズを選択することが大切です。

視力検査
裸眼視力だけではなく、近視・遠視・老眼の強さも調べる
眼圧検査
眼球内圧を調べる
眼底検査
網膜の状態を調べる
さいげきとうけんきょうけん
水晶体の濁りの状態を調べる
角膜内皮細胞検査
角膜の内皮細胞が減っていないかを調べる
眼軸長検査
眼内レンズの度数を決める
問診、血液検査、心電図検査 など
 

超音波水晶体乳化吸引術

点眼麻酔
点眼薬で麻酔を行います。多少しみることはありますが、痛みはありません。
角膜切開
角膜に約3mm、1mmの大きさで、小さな切開を2ヶ所いれます。
水晶体 前嚢切開
水晶体の前嚢を切り取ります。
水晶体切除
超音波を使って水晶体の核と皮質を砕き、吸引して取り除きます。
後嚢とチン小帯は残します。
レンズ移植
残した後嚢の中に、眼内レンズを移植します。レンズは半永久的に使用できますので、取り替える必要はありません。
眼内レンズは直径6mm程で、後嚢に固定するためにループがついています。

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