白内障の予防
白内障を予防する5つの生活習慣
活性酸素に対抗する
活性酸素を抑制するにはビタミンB2やビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどの抗活性化酸素を含んだ食材を摂取することが良いとされています。
しかし、食材からの摂取は限界があり、直接、血液に作用する高濃度ビタミンC点滴などに高い予防効果が期待されます。
野菜中心の食生活を心がける
食生活において大事になってくるのは緑黄色野菜などです。野菜たちにはビタミンB2・C・Eやポリフェノールが含まれていて、ポリフェノールには活性化酸素を抑制する効果があります。
しかし、過去数十年に渡り野菜の質の低下が指摘されており、野菜を食べても必ずしも十分な栄養素が摂れているとは限りません。
白内障の進行が早い方は、有効性の認められているサプリメント等でのカバーをおすすめします。
紫外線や人工光を出来るだけ浴びない
紫外線を浴びると眼球の機能が活性酸素に耐えられなくなり、抵抗力が落ちた際、眼の奥に存在する不飽和脂肪酸が過酸化脂質となり、水晶体の白濁が始まります。
喫煙本数を減らす
煙草にはビタミンCを破壊するニコチン・タールなどの有害物質が含まれていて、1本吸うことで25~70mgものビタミンCが体の中から消えています。
また喫煙者は白内障に罹患するリスクが3倍にも上昇するという報告もされています。
休養しても疲れが取れない眼精疲労
疲れ目、充血、視力低下などが自覚症状ですが、携帯電話やパソコンによる人工光を浴び続けたり、目を休ませる暇もないほど使っていることにより加齢性白内障の発症年齢が低くなってきています。
若年層にまで広がってきた白内障を予防するには、疲労を感じたらこまめに休憩を取り、目を休ませてあげてください。