安い! 日本での白内障手術の費用・・・すでにお伝えしました
日本人の場合、白内障手術を受けるに際して「日本に生まれてよかった!」と思っていただけることでしょう・・・と、前回お伝えしました(笑)
健康保険制度が完備されている国だからです。
アメリカですと片眼30万円程もかかる手術費用(単焦点眼内レンズ、日本円での金額は為替レートにより変動します)が、健康保険でカバーされている日本人の場合、ちょっとしたメガネを作る程度で視力回復が可能なのです。
白内障手術は大きく分けて2種類 多焦点眼内レンズは高額?
以下に具体的な金額をお示しします。
単焦点レンズ | 多焦点レンズ | |
---|---|---|
費用 | 1割負担 片眼 約15,000円 3割負担 片眼 約45,000円 |
先進医療適応手術 片眼 466,000円(税込)(厚生労働省認定治療費) |
保険 | 健康保険適応 | 健康保険適応外 |
矯正 | 老眼・乱視は治らない | 近視・遠視・老眼を一度に治療 |
術後 | 手術後も眼鏡が必要 | 眼鏡やコンタクトレンズに頼らない生活 |
対象 | 多くは60歳以上 | 老眼を自覚する40代から |
今回は、特に「先進医療適応の多焦点眼内レンズ」の費用についてお伝えしたいと思います。
おぐりクリニック・長浜院/名古屋院は厚生労働省の先進医療認定を受けています。(滋賀県内では2か所のみ)
認定を受けている施設で先進医療の多焦点眼内レンズの手術を受けるとご自身で先進医療をカバーする保険に加入されていれば手術費用の給付が受けられます。(実質無料となることが多いです)
(* 手術費用は窓口で一旦お支払して頂きます。)
先進医療とは
こちらも前回お伝えしたので繰り返しとなりますが再度説明します。
先進医療とは厚生労働大臣によって認められた医療機関のみが実施できる高度医療技術を用いた有効かつ安全な新しい医療技術のことです。
健康保険の対象となっていないため高額な費用かかる場合がほとんどです。
おぐり眼科グループは白内障手術における『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』の先進医療取扱い施設に認定されております。
実は、民間の医療保険に多くの方が加入されていますが、先進医療についても気付かないうちに入っているという方が少なくないです。保険会社の担当者の勧めに従い特約を付けていても、「先進医療とは何かわからずに加入した」、「先進医療に加入していることを忘れていた」という方が非常に多いのです。
そもそも先進医療は、保険会社の調べでは9割程度が白内障で保険金が下りているとのこと。
白内障にしか実質使えないのが実情ですが、皆さん「先進医療保険」は「がん治療」のために加入すると ”誤解” されている方も多いようです。
そのため、「白内障」と「先進医療」が結びつかずに、せっかく加入している保険を”使わずじまい”で無駄になっている場合も多いのが実情のようです。
『手術費用の負担が大きい』という理由だけで、先進医療の手術をあきらめるのはもったいないです。
是非、一度ご自身で加入されている医療保険の内容を確認して下さい!
最近では保険会社から各種様々な先進医療対応の保険が出てきており、中にはインターネットでの自己申告での申し込みで月額500円で加入できるものまで、実に日本は保険も充実しています。
40代以降の方には、先進医療対応となる保険には是非加入されることをお勧めします。
加入されている方が先進医療の『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』を受けた場合、保険金で患者さんの治療費がほぼカバーされることが多いからです。ご負担金額が“実質ゼロ“という場合が殆どです。
白内障との診断を受けてからは、保険への加入が困難となりますので、繰り返しますが40歳後半の方は健康なうちに先進医療対応の保険に加入して、来る「老眼」に備えておくと良いでしょう。
先進医療というシステムで、『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』を格安(ほぼ実質無料)な治療費用で老眼の視力回復までできるなんて、世界に誇れる日本の医療だと強調させてください!
情報難民とならないよう、是非、先進医療保険を活用して、”生涯視力、遠くも近くも1.0!!” を実現なさって下さい☆
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