昨日、レーシックサイトのコラムに記載した、指原莉乃さんの近視手術『ICL(アイシーエル)』について問い合わせを幾つかいただきました。早速、近視手術適応検査を大勢の方にご予約いただきました。
ICL で白内障になる?
しかし、医療行為には必ず合併症が存在します。飲み薬、点滴、放射線(レントゲンやCT)、MRI(電磁波の問題)、手術・・・どれも100%安全と言えるものは存在しません。
ICLの合併症とはどのようなものがあるでしょうか?
以下に主なものを記載してみました。
いずれも医学的対応で重大な問題を回避できますが、医学的問題を生じないよう患者さんには定められた術後検診や生活対応をお願いしております。
- 手術に伴う感染リスク
- 手術の準備期間の視力補助をどのように対応するか
- 白内障の発生時には白内障手術が必要となる
- 適応外の場合は治療できない場合がある
- 乱視用ICLは回転したり、ずれる可能性がある
- ハロー、グレアと呼ばれる見え方の問題が生じる場合がある
- 角膜の内皮細胞に進行性の問題が起きる場合は、ICL摘出が必要となる
- 術後、眼圧が上がる場合がある
この中で、最大の合併症として『白内障の進行が早まる可能性がゼロではない』ことが挙げられます。現在のホール付きICLレンズですと、『白内障の進行』についてはほぼ問題ないレベルまで安全性が高まっています。
しかし、これは長期(10~20年以上)データをこれから解明していく段階です。とはいえこれまでの過去の経験から、白内障出現については、既に白内障になっている方は別として、一般的には問題ないと考えます。
眼内レンズの性能が10年前に比較しても格段に高い品質のものが使用できる時代です。万が一、白内障を30代で発症したとしても、現時点の最高レベルの白内障治療で30代に白内障手術を受けることになったとしても、生涯大きな問題を起こしにくくなっています。
10年コンタクトを使う予定であればICLはおススメ!!
詳しくはコチラのコラムをご参照下さい。
尚、ICLを移植している方が白内障手術を受ける場合、手術時にICLは取り出してから白内障治療を行います。
10歳以上の人生において、近視の方にはICLをコンタクトレンズを使用するより強くお勧めします!
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